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湘南のアットホームな産婦人科

宮川医院からのお知らせとスタッフの日々感じたことをつづっています

そもそも、おっぱいを飲ませる意味とはなんでしょう?

「おっぱいだけ」「母乳率100%」「完全母乳」。。。

私は「量」や「%」や「実績」ではなく、大切なのは

心の問題」だと思っています

つまり、子どもの動作にいかにして自分の動作を協調させていくか、

それによって生まれる母と子の「信頼関係が大事」だと思うのです

具体的に言えば、

赤ちゃんが泣いた時に、お母さんはその欲求に応えようと、あれこれと

試します。おむつを替えたり、だっこをしたり、おっぱいをあげたり・・・

そうすることで、赤ちゃんは「自分がこの母親にとって唯一無二の存在」であることを

自分の身体で感じ取っていくのです

だから「母乳が出ないから母乳育児が失敗した」とか「ミルクを足したから失敗した」と

いうことではないということを、ぜひ知っておいてほしいと思うのです

大切なのは、「自分の赤ちゃんと正面から向き合い、きちんとあげているか」ということです

それができていれば、たとえ母乳でなくても絶対に失敗ではありません

友達の話やネットの情報に興味を持つのは構いませんが、

その情報はそのままあなたの子どもに当てはまるとは限りません

かえって不安になったり、心がぐらつくことはありませんか?

そんな時こそ、子どもの動作を見落とさぬよう、子どもと正面から対峙するよう心がけましょう

そうすれば決して道を間違えることはありません

先日、三富助産師のブログで「おむつ」の話が出ていましたが、

子どもはいつでもサイン(動作)を送っています

それをキャッチできるかどうか、そして子供の取りやすいところに投げ返せるかどうか

それが親として大切なことだと思うのです

とはいえ、言うは易しく、行うは難しいのが現実。

めっきり口数の少なくなってきた我が子らのサインを見落とすまいとミットを構えるのですが、

なかなかボールはストライクが決まらず、溜息をついたり、肩をおとしたりする毎日を送っている

のであります


もりたにみほこ



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ここのところ毎年屋久島を旅しております

私にとっては心と身体が穏やかになれる空間ですかね。

みなさまに、おすそわけさせてください。


暑い暑い日々の、ほっとした癒しになりますように・・・


屋久島ファンの白石


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