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湘南のアットホームな産婦人科

宮川医院からのお知らせとスタッフの日々感じたことをつづっています

鉄道ファンを「鉄ちゃん」仏像ファンを「仏ちゃん」というらしい
私は仏ちゃんと言っても仏像なら何でもというファンではない
奈良の「光明宗法華滅罪寺」の「十一面観音様」に「ぞっこん
なのだ

ほぼ毎年、「御開帳」を知ると、奈良にお顔を拝みに一泊二日で出かける
そしてそこで「御守犬」を買うのが恒例となっている
十一面観音様は聖武天皇の皇后である光明皇后を模して作られたといわれている

光明皇后は、その高貴な身分にもかかわらず、貧しい人々を風呂に入れ、垢を流し、
化膿した傷を自らの口で吸い出したりして、献身的な看護をしたと伝えられている

御守犬」は尼寺である法華寺の尼さん達が祈りを込めて手作りしていると書かれていた

学生時代、「科学的看護論」という授業を受けた
患者さんの情報を科学的に分析し、看護実践する重要性を学んだ
しかしながら、「お産」はどこか「神秘さ」が伴う

お産で皆さんが入院すると私は必ず、トイレを済ませ、手を洗い、口をゆすぐ
そしてエプロンのポッケにいる「御守犬」を触り「無事」を祈る
それだけでなぜか気持ちが凪いで平常心で仕事に取り組める気がする

それはどこか神社仏閣を巡る時の立ち居振る舞いと似ていると思う
不浄なものを出し、
手や口を清め
神に祈りを捧げる・・・

神様が、皆さんのお腹にいる赤ちゃんに
さあ、お父さん、お母さんのところにお行きなさい」と
「陣痛スイッチ」を渡したその瞬間から、
私は神様のしもべとなり、五感を研ぎ澄まし、その声を聞かんとして
動き回る

だから元気な産声を聞くたびに、一番最初に思うことは
ああ、神様、今回も無事でありがとうございました!
なのである

御守犬は分娩室にもいて皆さんを見守っています
本番の時に探してみてください
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